「道の駅 うつのみやろまんちっく村」を視察

平成26年11月25日 宇都宮の市街地から車で30分のところにある、東京ドーム10個分、約46haの広さ持つ、ロマンチック村を視察しました。

ロマンチック村は平成8年9月に宇都宮市政100周年記念事業として152億円投じ、農林公園として設置された農村交流施設です。

ここは、地元の農産物の直売所だけでなく、地ビールの製造工場、レストラン、温泉施設や宿泊施設も備えられています。

当初は第三セクターにより運営されておりましたが、業績が次第に頭打ちとなり、経営状態が悪化していったため、平成20年3月第三セクターを解散し、株式会社ファーマーズ・フォレストが運営。

1年目で年間入場者数は対前年度比12万人増の100万人を達成し、営業売上は9億を突破しました。

平成24年には「道の駅 うつのみやろまんちっく村」としてリニューアルし、さらに、第二種旅行業を登録し、「道の駅」を核とした着地型旅行の展開を始めました。


株式会社ファーマーズ・フォレストの松本謙社長は、「農業と食、地域資源を結ぶ総合プロデューサー」というコンセプトを基に、「繋ぐ、結ぶ、場づくり」を通じて、「道の駅 うつのみやろまんちっく村」の経営を核とした地域経営を提唱し、農産物や地域特産物の商品開発、地域高付加価値のための場づくりを実施している。

また、アンテナショップの経営や特産品専用卸売事業により、県内の生産者や製造業者のものづくり出口戦略全般をコーディネートしている。

さらに、地元企業や地域資源を活用した着地型旅行を展開するなど地域インフラとして、地域バリューチェーンの中核ハブになる役割を目指している。と説明しました。


質疑応答では、小出会長と中野長野市会議員より、以下の質問がありました。
@オリオン通りの空き店舗を改装してオープンしたアンテナショップ「宮カフェ」について
AJAとのかかわり方について